ウィスタリア
(探偵ver.)
基礎情報
プロフィール
本名:ウィスタリア・スウィニー
分類:人間
能力:ウサギに変身する
誕生日:7月28日
好きな食べ物:スコーン、カルパッチョ
嫌い・苦手な食べ物:マンゴー
好きなもの:子供、平穏な毎日
嫌い・苦手なもの:暴力、子供に嫌われること
一言自己紹介
『治安維持隊のウィスタリアです。……暴力だけは、絶対にしちゃダメだからね?』
ウィスタリアを詳しく!
町の治安を守る「治安維持隊」の一員。
暴力を振るうことを嫌い、相手とケンカになったら暴力沙汰になる前に謝る、他人思いで素直な性格。過去のトラウマから「暴力を振るったって大事な人を守れる訳じゃない」という考えに至り、自分で暴力を振るうことも他人が暴力を振るうことも嫌になった。相方である白藍の気性の荒さは理解しているものの、やはりボコボコにしだすと止めに入る。暴力では何も解決できなかった過去を持っているため、暴力を振るう白藍を見ると目をつぶりたくなるという。
主にホタルがたくさん飛ぶことで有名な河原が見える道、通称「ホタル道」で悪さをする不良をこらしめている。白藍とは違い、後ろからこっそり気配を消しながら現れるドッキリスタイルで不良をこらしめている。威圧感を放つことは滅多にしない。
暴力を嫌うようになったのは彼女がまだ中学生だった頃までさかのぼる。当時のウィスタリアはヤンキー気質であったが、教師の言うことはよく聞くしいじめを見かけたらいじめっ子を制止するような生徒だった。いじめを制止した時にいじめられていた女の子と仲良くなり、一緒に行動するようになった。ある日その女の子がまたいじめられていたので見かねたウィスタリアが制止に入った。いじめた奴は開口一番「お前がいなけりゃよかったってそいつも言ってるぞ」と冗談を言ったので、カチンと来たウィスタリアはいじめっ子をぶん殴ってしまった。ウィスタリアが学校で暴力を振るったことは初めてであったが、ウィスタリアが暴力を振るった事実に教室にいた生徒たちは唖然とし、教師に言い付けに行った。ウィスタリアと仲良くしていた子は「私は、暴力を振るう人間とは仲良く出来ない」とパニックになりながら口走ってしまい、それがきっかけでいじめの対象はウィスタリアになってしまった。仲がよかった女の子は精神的に不安定になって転校してしまい、ウィスタリアの心に大きな影響を与えることとなった。この出来事がきっかけで、暴力を振るうことも振るっているところを見るのも嫌いになった。
子供のことが好きで、一緒に遊びたいと思っているのだが、顔つきがややいかついため、怖がられてしまっている。そのことを結構気にしており、鏡に向かって笑顔の練習をしていることがある。恥ずかしくなると顔を手で覆う癖があり、白藍に「その仕草で子供と仲良くなれるよ!」と言われたが、子供たちはウィスタリアの素顔が苦手なので結局は逃げられてしまう。
実は警察に憧れていて、治安維持隊に所属する前は警察になりたかったらしい。父親が優秀な警察官であったために、強い憧れを抱いていた。警察官になれなかったのは、単純に学力が足りなかったため。ウィスタリアは警察官になれなかったことがショックでしばらく落ち込んでいたが、父親から「警察官の手助けが出来る仕事があるが、そっちをやってみないか」と言われたことで治安維持隊に入ることになった。
「こじょぷー」というオコジョのぬいぐるみシリーズを集めている。ウィスタリアが幼少期の時に露店でそのぬいぐるみに一目惚れし、度々フリーマーケットでそのぬいぐるみが出品されていると買いに行っている。子供が欲しがっていた場合は遠くから確認して買わずに立ち去る。ちなみに「こじょぷー」ぬいぐるみはそのマーケットで出店している人のオリジナル作品らしい。
関係者の証言
彼女は本当に暴力沙汰を嫌がる子なのよね。私は半人半妖だけど妖術が使えないから、痛め付けるには暴力しかないんだけど、ウィスタリア……ウィっちゃんは、暴力は良くないって言うのよね。まあ、そうよね。暴行罪になっちゃうものね。……じゃなかった、ウィっちゃんは暴力で解決できなかったトラウマを抱えているからよね。……なるべく暴力は控えるわ。
あと、私たちは二人して小さい子供たちに怖がられてるから、時々傷を舐めあうように酒を交わしているわ。
(白藍)