セレスト

セレスト

基礎情報

プロフィール

本名:セレスト・イヴニング
分類:人間
能力:壁を突き破る
誕生日:12月21日
好きな食べ物:チョコレート、パエリア、春巻き
嫌い・苦手な食べ物:口の中の水分を持ってくもの
好きなもの:子供のお世話、キツネの絵本
嫌い・苦手なもの:虐待、育児放棄、身勝手な親

一言自己紹介

『おーほっほっほ!ごきげんよう、私はセレストですわ。この孤児院をシアンお姉様と共に運営していますのよ。この子達の食事や洗濯は全て私がやっていますわ。あと、子供を乱雑に扱ったら私が許しませんわ。』

セレストを詳しく!

豪邸で孤児院を営むご令嬢。
姉のシアンと共に、豪邸で孤児院を作りそこで孤児たちと一緒に生活している。主に子供たちの食事作りや家事を担当しており、子供たちに栄養満点でバランスのいい食事を作ったり、子供たちの洗濯物を洗ったりしている。孤児院を営むまでは料理や家事は使用人任せだったため、せめて子供たちの料理は自分で作ろうと思い立ち、使用人から料理の基礎を教えてもらい、今では100種類程度の料理を覚えた。姉のシアンは料理が不器用過ぎて食材を全部焦げ焦げにしてしまったため、料理は全てセレストが作っている。
いじっぱりなものの優しい性格で、泣いていたり困っていたりしている子供を放っておけない。いつもお嬢様口調で話し、気に入らない相手にはやや威圧的な態度をとってしまうことがあるが、子供たちにはそんな態度は一切とらない。また、親しい仲の人や善良なオーラを放っている人に対しても友好な態度をとり、仲良く談笑していることがよくある。気に入らない人間というのは子供に虐待をする人間や産んだ子供を「可愛くないから」などの身勝手な理由で棄てる人間のみ。滅多なことがない限り嫌われることはないので安心してよい。
豪邸で孤児院をやろうと言い出したのはセレストだった。きっかけはシアンの友人のフューシャがシアンがいない時に来てセレストに「この国には帰る場所や安心できる場所がない子供たちが多すぎる。だから、あなたたちの屋敷でも孤児院を開いてくれないかしら?無理強いはしないから。」と言ったことで、「自分達は恵まれ過ぎた環境で育ったからなにも知らなかった。安心できる場所がない子供たちを少しでも救えたら。」と思うようになり、シアンや両親に事情を話し、孤児院を開くようになった。
姉と同じお嬢様学校に通うために、苦手科目だった百人一首の勉強を結構してきたため、少しだけ百人一首の内容を覚えている。今でもその一部をスラスラ言うことは出来るが、肝心の一枚札の『むすめふさほせ』を覚えていなかった。時々孤児院でも百人一首をしているが、セレストが変なところを覚えているせいでセレストがぶっちぎりで勝ってしまう。そのため子供たちからは「セレストお姉さんばっかり勝ってつまらない」と言われてしまった。
カーマインに最初怖がられたことを今でも気にしている。シアンの方は眠い状態で発生する垂れ目モードだったため怖がられなかったが、セレストは常時つり目なため、カーマインに怖がられてしまった。今は優しい人だと気付いて仲良く接しているが、怖がられたことがショックだったようで、当時は鏡とにらめっこをしていた。もしかしたら今でもカーマインは自分のことが本当は怖いんじゃないかと気にしている。

関係者の証言

孤児院をやろうって言い出したのは、実はセレストなの。私が買い物か何かで留守にしていた時にフューシャが来て、セレストに「孤児院をやらない?」って言ってたからみたいなの。その日の晩にセレストが「お母様、お父様、お姉様、相談があって……。」って重い口を開いて「フューシャ様から孤児院を開いてみないかと相談され、私はやりたいと思いましたが、ダメでしょうか?」って言ってね。普段セレストはお嬢様生活満喫しまくりな子だから、フューシャが私たちのお嬢様生活の裏で過酷な生活をしている子達のことを色々想像して悲しくなっちゃって、孤児院をやろうって言い出したと思うの。その後に「孤児院の子供たちの食事や家事は使用人に頼らずに私がやりますわ。」って言ったから、私も両親もセレストの覚悟を見てOKを出したわ。
(シアン)

私がシアンの留守中に屋敷に来て、セレストちゃんと一緒にお茶会をしたのよ。本当はシアンの方に孤児院をやらないかって言うつもりだったんだけど、セレストちゃんが「お姉様に伝言があれば私がお伝えしますわ。」って言うから、つい「セレストちゃん、本当はシアンに言うつもりだったんだけど、孤児院を開いてみないかしら?」て言ったのよ。私が孤児院の子供たちの写真と路地裏でひっそりと一目につかない場所で生活している子供たちの写真を見せてね。
セレストちゃんは「私が恵まれている裏で、こんな過酷な生活をしている子供たちがいるなんて……。」ってショックを受けちゃったみたいで、そこは申し訳ないなって思ったのだけど、「私がお姉様と両親に伝えますわ。」って言ってその日はお開きになったのよ。その後は孤児院を開いて子供たちと生活しているんだけど、セレストちゃんは家事と料理担当だから、本当に覚悟を決めて始めたんだなって安心したわ。
(フューシャ)

初め見た時はぐるぐるドリル髪でつり目だから、いかにも悪役令嬢みたいな見た目に見えたから、すごく怖かったんです……。でも、お姉さんのシアンさんがものすごく柔らかい方だったから、セレストさんも柔らかい方なのかなって毎日話しているうちに自然と平気になりました。
セレストさんの見た目は怖い人かもしれないですけど、中身はとっても優しい方なんですよ。孤児になってしまった子供たちのことを第一に考えてる素敵な方です。
(カーマイン)