フューシャ

フューシャ
(探偵ver.)

基礎情報

プロフィール

本名:フューシャ・メルボーン
分類:人間
能力:結界を張る
誕生日:1月14日
好きな食べ物:アクアパッツァ、クッキー、春巻き
嫌い・苦手な食べ物:ひじき、キノコ、ナス
好きなもの:子供、お菓子作り
嫌い・苦手なもの:孤児が孤独で死ぬこと、育児放棄

一言自己紹介

『私の名はフューシャ・メルボーンと申します。私の家で孤児院を営んでいるわ。子供たちが寂しくなったり凍えたりすることがないように、私が街に出て保護してきているわ。』

フューシャを詳しく!

孤児院を営んでいる貴族のご令嬢。
性格は基本優しく、滅多なことがない限り怒らない。怒るときは知り合いが犯罪に手を染めようとしている時程度。怒ると言っても怒鳴ることはなく、やんわりと「これはこういう理由だからダメって言ったでしょ!」とたしなめる程度。怒鳴ることが苦手。というのも、1回子供に怒鳴ったことがあるが自分の耳がキーンとなってびっくりして動けなくなり、子供に心配されるという本末転倒なことが起きたから。自分自身も怒鳴られることが苦手なため、子供たちを叱る時は怒鳴らないよう心がけている。
父親が孤児院を営んでおり、彼女もスタッフとして孤児院で子供達と遊んでいる。子供達を喜ばせたいという気持ちで、毎日パイやカップケーキを作って食べさせている。今はパイとカップケーキしか作れないので、近所の珊瑚の洋菓子店で修行をしている。最近はクッキーが焼けるようになってきたらしい。
街に出掛けると高確率で孤児を連れてくる。なんとなく路地裏が気になってしまうようで、洋服を買いに行ったのに洋服そっちのけで孤児を連れてくることもある。多いときで一日で10人連れてきたことがある。小さな子が寒い外で凍えることがないようにとのことで連れてくるのだが、一時孤児院がキャパオーバーしたことがある。その時はマジェンタが働いている孤児院やシアンセレストの孤児院に連れていっている。
シアン、マジェンタは高校時代の同級生。名門お嬢様学校出身でよく一緒に下校してカフェで他愛もない会話をしていたらしい。現在も二人との仲は良好であり、二人が働いている孤児院と連携して物資提供や子供の一時保護などをしている。お嬢様学校時代に嫌な同級生や上級生から「孤児を保護してなんの意味があるの?あいつらなんか忌み嫌われて当然なのに」と言われカチンときて間髪いれずにぶん殴ったことがある。教師からは1ヶ月の停学処分を言い渡されたが、シアンとマジェンタが教師を説得して停学処分を破棄させたということがあり、二人には感謝しきれないこともあって、今でも友好な関係を築いている。
寝るときは毎日気絶するかのように寝ており、両親から心配されている。本人は無自覚だが、夜は爆速で眠りについている。医者曰く本人の体質とのことらしいが、お泊まり会などで一緒に寝た人からはびっくりされている。シアンとマジェンタからは「心臓に悪いからこれから寝るみたいなことを言ってほしい。」と言われる程心配されている。
元々腰が弱いので、重たすぎるものを持つと必ずぎっくり腰になる。孤児院をやっていると、小さな子供をだっこしたり重い荷物を運んだりしているが、どうしても体重が重い子をだっこしたり自分の体重以上の荷物を運んだりする必要があるため、毎日ぎっくり腰を起こしている。フューシャが毎日のように腰が痛いと悶絶しているので、体重が重くなった子はだっこを要求しなくなり、重い荷物は屋敷のメイドたちが運ぶようになった。フューシャはこのことを不甲斐ないと思っている。

関係者の証言

フューシャは多分私以上に子供が好きなような気がするわ。服を買いに行ったはずなのに買い物せずに 子供を引き連れて帰ってくることがしょっちゅうあるって聞いたことがあるわ。子供が寒い中凍え死ぬことが嫌みたいで、よく拾ってくるみたいよ。 ……私もその気持ちはよくわかるわ。両親を失った小さな子供達が、一人で生き抜く術を教わる前に一人で生きるしかなくなったら、 とても心細くなるだろうなって思うのよね。
ただ、毎日疲れがたまってるのか知らないけど、気絶したかのように眠りにつくのは勘弁してほしいわ。毎回心臓が飛び出る程びっくりするのよ……。
(マジェンタ)

フューシャはお嬢様学校時代にいや〜な上級生と同級生に孤児院の子供たちをバカにされてキレて殴っちゃったことがあるの。当時の私でもあの「孤児なんて忌み嫌われて当然」みたいな言葉を聞いて嫌な気分になったのに、子供たちのことを大切に思っているフューシャは相当な苦痛を感じたと思うの。私とマジェンタが必死に説得して先生が言い渡した停学処分を破棄させたんだけど、フューシャは停学処分を破棄させたことより、私とマジェンタが必死になってくれたことが嬉しかったみたいで、私とマジェンタと目が合ったら嬉しそうに駆け寄ってきたんだ。ふふ、その時のフューシャはとっても可愛い子犬みたいなテンションだったなー。
(シアン)

フューシャさんは私の家の近くの貴族の住宅街の端っこで孤児院を営んでいると聞いたよ。フューシャさん曰くフューシャさんの一族はあの住宅街で忌み嫌われているみたいなんだ。貴族の方も意地悪だよね、孤児の子達も大事な命なのに……。
フューシャさんは、私のお菓子屋さんによく来るんだ。私が作ったお菓子の味を気に入ってくれたのか、子供たちにも美味しいお菓子を作ってあげたいって言っていたので、私が丁寧に教えてるの!元々パイとカップケーキが作れるだけですごいなって思うんだけど、子供たちに飽きられちゃったみたいで、いろんなお菓子を食べさせてあげたいみたい。私もそんなフューシャさんの思いに応えて張り切って教えちゃうよ!
(珊瑚)