ヴァーミリオン

ヴァーミリオン
(ドレスver.)

基礎情報

プロフィール

本名:ヴァーミリオン・フォルテシモ
分類:吸血鬼
能力:噛み付いた相手を人形に変える
誕生日:1月25日
好きな食べ物:紅茶、タケノコ、チョコレート
嫌い・苦手な食べ物:生き血、生臭いもの
好きなもの:森の中、優しくされること、お茶会、お絵描き
嫌い・苦手なもの:人の血を吸うこと

一言自己紹介

『あ、えっと、ヴァーミリオンです……。わ、私は人見知りが激しくて……。ご、ごめんなさい……!』

ヴァーミリオンを詳しく!

人見知りで臆病な吸血鬼。
吸血鬼なのだが、人見知りで臆病であり、血を吸うのも苦手。また、極度に日光が苦手なため、日光防止の日焼け止めと日傘は欠かせない。ルッセリアーナより日光に耐性はあるがそれでもなお具合が悪くなることは確か。長時間日光に日焼け止めなしで当たり続けると、具合を悪くして倒れてしまう。
悪い吸血鬼や悪魔がたくさん住む国で生まれてしまった彼女は、最初からその気質だったために、家族から愛されずに育った。おまけに臆病で人見知りな性格だとわかった途端に家族から見放され、15歳になるまで一人きりで大きな屋敷に置いてけぼりにされたことがある。
吸血鬼はある程度の血を吸わないと気性が荒くなり生き物を見た瞬間に我を忘れてしまうという特性があるのだが、15歳の時に限界を迎えたヴァーミリオンはたまたま屋敷に来てしまった女性を殴り殺してしまい、彼女の血をたんまりと飲んでしまった。血を飲んだことで我に返ったヴァーミリオンはこの惨状に恐れをなして蹲ってしまった。幸いにも命の神のライフがその女性を生き返らせてくれて、その後に一晩泊める約束をしたものの、出ていったはずの家族によってその女性はまた殺されてしまった。それ以降は家族とも疎遠になり、女性の亡骸を自分の国に近い国の森の中に埋めて毎年そこにお参りに行っている。今でもその女性の凄惨な遺体の状態を思い出してしまうという。
上述の通り、家族に愛情を注がれずに育った。そのためハグや頭なでなでのことを知らずに生きてきたため、突然上記のことをすると頭が追い付かなくなり、フリーズしてしまう。今はルッセリアーナやシャルロットなどの善良な吸血鬼が暮らしている国で暮らしているため、だんだん臆病な心は鳴りを潜めている。最近では少しずつではあるものの、自分からハグをしに行くようになった。
実は、嫌なことをされたら結構根に持つタイプ。特にお気に入りのお菓子や紅茶を盗られたことをずっと覚えている。ただ、その後にお詫びで同じものをあげると機嫌を直して根に持たなくなる。意外と単純である。

関係者の証言

ヴァミちゃんね、最初私が抱きついた時にすっごいびくびくしちゃってたから、抱かれなれてないのかなって思ったら寂しくなっちゃってね、いっぱいぎゅーってしてあげたんだ!そしたらヴァミちゃん抱き返してくれたの!ヴァミちゃん嬉しそうな顔になってったから、安心したよ〜!
それとね、ヴァミちゃんはお絵描きすると安心するんだって!元いたお家だとお絵描きするものがなかったから暇潰しが出来なかったみたいなの。ヴァミちゃんの描いた絵はね、少し子供っぽいような気もするけど、楽しそうに描いたんだなってわかるんだ!
(シャルロット)

ヴァーミリオンが暮らしていたのは恐らくラミアトワ帝国ね。その国は強欲で守銭奴な吸血鬼が女王として君臨しているのだけれど、あの国の方針は人間に対して情けをかける吸血鬼や悪魔は抹殺することを掲げているのよ。ヴァーミリオンはよくあの方針の中生き延びたとは思うわ。ヴァーミリオンが15歳の時に私の豪邸にやって来たのだけれど、当時のあの子はとても怯えていたわ。私が吸血鬼だと知ると飛び出そうとしてたから。でもね、私に悪意がないことを知ったら少しずつだけど、心を開いてくれたわ。
今でもたまにビクビクしてるけど、あの時と比べたら、大分明るくなった方だわ。
(ルッセリアーナ)