シンパシー

シンパシー

基礎情報

プロフィール

本名:シンパシー・ファーノン
分類:人間
能力:なんでも斬る
誕生日:11月9日
好きな食べ物:苦味が強いもの、抹茶
嫌い・苦手な食べ物:わさび、タコ
好きなもの:イタズラ、エクスプルワ
嫌い・苦手なもの:ズル、不公平、過去の自分、家の中に出るゴキブリ

一言自己紹介

『リアニシア鉱国リアニシア軍護衛部隊のシンパシーです。……なんてね、気軽に話しかけてきていいからね♪』

シンパシーを詳しく!

リアニシア鉱国の軍隊、リアニシア軍の警備部隊の大尉。
シャキッとした顔をしていればイケメンだのかっこいいだの言われるが、中身はイタズラ好きの残念美人だったりする。彼女のイタズラの被害者は大体エクスプルワ。エクスプルワも慣れて一筋縄ではいかなくなったのか、反撃にあった回数も結構多い。TPOはきちんとしており、王族や立場が上の貴族には絶対にイタズラをしない。何気に小さい子供にもイタズラはしなかったりする。
身体は結構頑丈であり、モンスターから攻撃されようが妖怪になんかされようが、ピンピンしている。ただ、階段を転がり落ちた際は骨折はした。
運動神経抜群であり、基本ルールさえ覚えてしまえばあらゆるスポーツは出来る。跳び箱は顔から落ちたことがトラウマになっており、跳び箱だけは絶対に拒否する。
お酒には滅法弱く、エクスプルワと共に宴会の場では二人仲良く机に突っ伏している。
意外にも、裁縫が得意。剣術学校時代までは裁縫が得意なことが嫌だったみたいだが、同じクラスとなったエクスプルワのボタンを縫い直したところ、とても感謝されたために裁縫の腕を極めるようになった。裁縫の腕を極めた結果なのか、最近はよくオオカミのぬいぐるみを作っている。本人曰く、オオカミ君シリーズというらしい。これまでに20体以上作ったようで、エクスプルワが4体、グリゼルダが1体所持しており、その他のオオカミ君たちは孤児院に寄付をした。稀に裁縫の腕を聞きつけたヴィリジアンが小鳥グッズを作ってほしいと依頼に来ることがある。
よくズボンやショートパンツしか履いていないため勘違いされるが、自分がスカートを履くのは嫌いなだけで、スカート自体は好き。エクスプルワやその他職場仲間のスカートを縫ってあげることもある。
過去について聞こうとすると曇った顔になり、「あまり聞かないで欲しい」と答える。大の仲良しであるエクスプルワでさえ彼女の過去を全く知らない。
実は小学1年生の頃から急に親から虐待を受けていた。その虐待は姉二人と妹一人には矛先が向かず、いつもシンパシーのみに向けられていた。極めつけに、中学3年生の卒業式の翌日に家を追い出されている。
上記のトラウマ由来で閉所恐怖症。狭い場所に閉じ込められるとパニックを起こす。
家を追い出された後、シンパシーは路頭に迷い街中を歩き回っていた。街を見渡すと、そこには幸せそうな笑みを浮かべた親子や恋人、学生たちの姿があった。自分の不幸の裏で幸せな人間がいたことに悲しみと憎しみが湧き上がり、自暴自棄になったシンパシーは、どんな手を使ってでも人々を不幸に陥れたかった。護身用に持っていたナイフを取り出そうとした時、誰かに肩を捕まれ「そんなことはよしなさい」と言われた。振り返るとそこには妖怪の女性がいて、振り返った瞬間に妖怪の女性に長時間説教をされた。その妖怪の女性というのが後に恩師となる璃月だった。璃月は自分の家に来いとシンパシーを半ば強引に家に連れて来て、剣術学校に入学するまでの食事や睡眠、衣服を提供してくれた。……はずなのだが、璃月が油断していると思った時に奇襲を仕掛けては返り討ちに遭っている。

関係者の証言

シンパシーのこと?あいつはよく私にイタズラしてくるわ。だから最近は制裁もしているわよ。やられてばかりだと、癪に障るからね。
ただ、イタズラしてばっかりじゃなくて、私が風邪で寝込んだ時は仕事を休んでまで私の看病に来たわ。全く……。ちゃんと欠勤届けを出したみたいだからいいけど……。
そういえば、シンパシーの小さい頃のことを話さないのよ。小さい頃こうだったとか、あの時ああだったとか、それすら全く話さないのよ!も、もしかして、私はまだ信用されてないってことないわよね!?
(エクスプルワ)

シンパシーとの出会いは、私がたまたま休日の時に街で見かけたのが始まりよ。今じゃ考えられないけど、街で見かけたあの子の顔は憎悪で満ち溢れていたわ。このままじゃこの子の未来はなくなってしまうと思ったから、衣食住を提供してあげたけど、この判断は正解だったと思うわ。
……あの子の記憶をちょこっと妖術で覗いたのだけど、かなり壮絶な過去を持っているようね。あの時憎悪で満ちた顔をしていた理由がわかったわ。だけど、あの子は大事な仲間でさえその過去を隠し通そうとしているわ。……いずれ全て打ち明けなければならないと言うのにね。ふふ、この話はあの子には内緒にしてちょうだい。
(璃月)

シンパシーが作る小鳥のぬいぐるみは一級品だ。材料は私が買って来ているが、その材料の味を活かしたものを作ってくれる。特にシマエナガのぬいぐるみは私と同じ名の色のリボンまで付けてくれて、世界に一つだけのものを納品してくれた。
こんな一級品を作れるのに、彼女は金銭を受け取ろうとしないんだ。だから私は彼女の足元に金銭を置いて、拾っている隙に立ち去っている。その金銭でたらふく食べて、また最高の尊いものを作ってほしい。
(ヴィリジアン)

シンパシーさんはね、あんなかっこいい見た目をしてるのに、裁縫が上手なんだよ!私も一つだけオオカミ君のぬいぐるみを貰ったんだ〜!それに裁縫だけじゃなくてね、絵も描けるし、運動もほとんど出来ちゃうし、なんでも出来ちゃうんだ〜!
それに、読書家さんでね、私にオススメの本を教えてくれたの!シンパシーさんがお気に入りのドラゴンと妖精さんが一緒に冒険するお話の本でね、とっても面白かったんだ!
(グリゼルダ)