グリゼルダ
(ナースver.)
基礎情報
プロフィール
本名:グリゼルダ・コメットテール
分類:人狼
能力:満月の夜に小柄な狼に変身する
誕生日:5月6日
好きな食べ物:ハンバーグ、プレッツェル
嫌い・苦手な食べ物:ニンジン
好きなもの:プレゼント、誉めること、サプライズ
嫌い・苦手なもの:つまらないこと、他人の悪口
一言自己紹介
『えへへ、こんにちは!グリゼルダっていいます!君のいいところをもっと聞かせて!私もいっぱい褒めまくるよ!』
グリゼルダを詳しく!
リアニシア鉱国の軍隊、リアニシア軍王族護衛部の少尉。
明るくハイテンションで、とにかく素直で甘えん坊な性格。褒めることが大好きで、他人の長所を見つけては褒めて褒めて褒めまくる。褒めまくられた相手は時々絆されることもある。このことから、周りからは『褒め褒めモンスター』または『褒め殺しモンスター』というあだ名をつけられた。褒めることが生き甲斐なので、褒めるなと言われたらその場を回転して落ち着かなくなる。軍の仲間であるエクスプルワとシンパシーはグリゼルダにしょっちゅう褒められていることもあって褒めるなと言えないようになってしまった。
実は幼少期に親に捨てられており、弱っているところを村の老夫婦に拾われた。最初は老夫婦がグリゼルダに怯えていたが、あまりにも素直で甘えん坊な性格だったために、最終的には老夫婦に愛情たっぷり注がれて育った。親に捨てられた理由はよくわかっていないが、グリゼルダが捨てられた当時は人狼を皆殺しにする法令があったこともあって、親は殺されたのではないかと推察されている。
人に育てられたあるいは優しい者に育てられたからなのか、非常に警戒心がない子に育ってしまったため、人狼会議で問題視されることがある。一応群れの長であるヴィリジアンからは警戒心が無さすぎて何でもついていくから危なっかし過ぎると言われてしまった。実際、食べ物をくれる人は基本いい人だと思ってしまうから、人狼の間でも軍の中でも常に警戒しろと言われている。ただ、暴力を振るった者には懐かない。決して声に出して嫌とは言わないが、なんとなく遠ざけるようになる。暴力を他人に振るおうとしている者を見ると「綺麗なお手手が汚れちゃうよ」と手を褒めてどうにか場を収めようとする。実際、治安維持隊の白藍がグリゼルダに褒められたことによって暴力を振るう回数を減らした。
ツメ技よりも尻尾技の方が得意。人狼は基本的にツメを使って攻撃するのだが、グリゼルダは尻尾を使う攻撃技の方をよく使用している。他人を傷つけたくない主義なのでツメより尻尾を使うことを選んだようである(ツメ技が使えないエクスプルワという例外もいるが)。
他人を褒めて褒めて褒めまくるグリゼルダであるが、意外にも自分自身の自慢は尻尾だけらしい。本人曰く「私は頭も良くないし絵が上手い訳でもない、だから私の自慢は尻尾がふわふわなことしかないの」とのこと。カクタス曰く「本当にもふもふでふわふわ」とのことだが、付け加えて「グリちゃんにも尻尾以外のいいところはあるはずなのに」と言っていた。エクスプルワも「グリゼルダには他人の長所をすぐ見つける才能があるはずだから自信持っていいのに」と語っていた。グリゼルダが自分に褒める才能があることを自覚するのにはまだまだ時間がかかりそうである。
関係者の証言
警戒心がなさすぎてヒヤヒヤするわよ。この前ちょっと怪しいやつを捕まえるっていう任務をしたのだけど、そのターゲットについていっちゃったのよ!もう肝が冷えてしょうがなかったわ。でも、グリゼルダの褒める攻撃が効いたのか、ターゲットが敵意を無くして無事捕まえることができたわ。
……まあ、誰でも褒められたら嬉しいものね……。
(エクスプルワ)
グリゼルダは本当に素直で甘えん坊で可愛らしいよね。まあ、多少の警戒心は持って欲しいけど。
そういえばさ、以前グリゼルダ本人から老夫婦に拾われて育てられたって言ってたけど、グリゼルダの幼少期って、確か人狼たちが大量に殺戮されてた時期だったと思うんだ。
老夫婦もすごいよね、忌み嫌われてた種族を暖かく迎え入れるって。結構大変だったと思うよ。
(シンパシー)
グリゼルダは警戒心があまりにも無さすぎる。食べ物をくれる人全てに『良い人』という認識をしてしまっている。
だが、グリゼルダは他人の長所をすぐ見つけるという人狼族にはなかなか出来ない能力を持っている。……そうだ、本人は自覚がないんだ。私が「すごいな」と誉めても、「それが私の生き甲斐だから」と言って、「違う、そうじゃないんだ」と言おうとしたら別の子に興味を持ってしまってな。いつかグリゼルダ本人がそういった自覚を持ってくれたらいいんだが……。
(ヴィリジアン)