アリス
基礎情報
プロフィール
本名:アリス・アクティル
分類:人間
能力:人の味覚を変える
誕生日:4月7日
好きな食べ物:桃(白桃)、マカロン
嫌い・苦手な食べ物:パセリ、パクチー、シソ
好きなもの:愛娘、愛すること、お喋り
嫌い・苦手なもの:元夫、愛せないこと
一言自己紹介
『ふふ、こんにちは♪私は前女王のアリス・アクティルと申します♪あら、あなたも褒めて欲しいの?こっちにおいで♪』
アリスを詳しく!
超甘々なアリアたちの母親。
超絶甘々な性格で、娘であるアリアやティニー、シルビーはもちろんのこと、ミリーやメアリィなどの王宮で働いているメイドや執事たち、王宮の護衛を担当しているリアニシア軍の軍人たちにも褒めて褒めて褒めまくっている。なおアリアは甘々な性格を多少は直して欲しいと思っているようだ。そんなアリアの思いとは裏腹に王宮に仕えている者たちからアリスの褒める行為に喜びを感じており、なかなかアリスに強く言うことが出来なくなってしまった。アリスに褒められた者たちは仕事の効率がなぜか結構良くなる。
アリアたちの父親で自分の元夫である前国王とは政略結婚のようなもので結婚したようで、最初から彼に対する愛情はなかった。おまけに前国王はアリスに対して傲慢な態度をとり続け、本来ならば女王として君臨するはずだったアリスの女王の権利を剥奪し、外に出ることも許さず、生まれた子供たちを世話するだけという制約までつけられてしまった。なんでも褒める性格のアリスでさえ、彼に対して褒めたことは一度もないくらい拒絶している。今でも元夫に対して嫌悪感は残っているようで、王宮の使用人達が前国王の話をすると少しだけ曇った表情になる。前国王が処刑され国王がいなくなった後、アリアが女王として君臨するまでの1ヶ月の間代理女王として君臨していたが、前国王のせいでアリスも極悪人というレッテルを貼られていた時期があった。
料理はおにぎりだけ作ることが出来るが、無意識でおにぎりをバスケットボール大にしてしまうことが頻繁にある。さすがに一人で食べきることは出来ないのでその時は王宮の人全員で分けあって食べている。大きさのさじ加減を調整することが下手くそなため、バスケットボール大になってしまうらしい。
褒めることが好きな性格なため、褒めないと気が済まない。1日だけ褒める事を禁止されたが、褒めることが出来ないストレスなのか同じ場所をぐるぐる回って落ち着かなかった。それを遠目で見ていたアリアは「気が散るから褒めていいよ」と言ってアリスの褒めるの禁止の約束を破棄した。
関係者の証言
お母さんは昔から甘々な人なんだけど、私がクソみたいな父親から虐待紛いの暴行を食らった時に身を挺して守ってくれたんだ。お母さんは政略結婚で好きな人と結婚出来なかったから、私たち……と言っても生身なのはもう私だけなんだけど、好きな人と結婚して幸せになって欲しいって昔から言ってるんだ。
お母さんは褒めまくりお母さんなんだけど、唯一クソ親父だけには肯定的な言葉が見つからなかったみたいで、いまだにクソ親父の話を聞くと少しだけ曇った顔になるんだ。
(アリア)
お母さんは私とシルビーが暗殺されたって聞いた時に、いつものとびきりの笑顔がなくなったって聞いたから、私たちのことを本当に愛してたんだなって思ったの。
確かに、父と違ってお母さんは国民の方たちのことを案じていたから、慈悲深い人だなとは感じたよ。それからはお母さんは自慢の大好きなお母さんになったんだよ。
(ティニー)
お母さんは父親と違ってとっても優しくて穏やかな人だよ!私ね、今でもいっぱいお母さんに甘えに行くんだけど、お母さんはいっぱいよしよししてくれるんだ!お母さんのよしよしはとっても優しくて暖かいんだよ。精霊になっちゃってもお母さんの暖かさは感じるんだ♪
(シルビー)
アリス様は元々はリアニシア鉱国の没落貴族のご出身の様ですが、そんなことは感じない様な身だしなみなんですよね。アリス様のご両親がお金欲しさにアリス様と暴虐の限りを尽くしたノヴィー前国王と政略結婚をした様です。
アリス様は前国王からほぼ奴隷のような扱いを受けていて、女王と君臨する権利を剥奪され、アリアやティニーちゃん、シルビーちゃんの育児だけをやらせていたんです。
アリス様はこんな酷い扱いをされても、我が子を愛する心は忘れていなかったので、みんな良い子に育ったんだと思いますよ。
(ミリー)
アリス様は政略結婚で王族入りをしたんですが、ミリー曰くリアニシア鉱国の歴史の中で類い稀なるレベルの善良な方みたいよ。リアニシア鉱国の歴代の王族入りした女性は金目目当てでその後に王を暗殺して自分が女王として君臨するってことがよくあったみたいで、アリス様は……両親がお金目当てだったみたいだけど、アリス様は民の安泰を祈っていたみたいなの。
アリアには、自分みたいな政略結婚より好きな人を見つけて幸せになって欲しいって思っているみたいよ。
(メアリィ)